大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2019年7月20日土曜日

ミドリカミキリ

ミドリカミキリです。大きさ12~20㎜ほどの小型で細く、スマートなカミキリムシです。色は緑色の強い個体、赤銅色のもの、その中間のものと多様です。成虫はガマズミ、ウツギなどの花粉を食べますが、コナラ、クヌギなどの伐採木や薪にもよく飛来します。幼虫はそれら広葉樹の材を食べて育ちます。美しいカミキリムシですが時にはしいたけ栽培のほだ木が食害を受けることもあります。(De)

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