大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2020年4月12日日曜日

筆竜胆(フデリンドウ)

場内を散策していると、可愛らしい蕾を見つけました。
フデリンドウです。














リンドウ科リンドウ属の植物で、4月頃に花を咲かせます。
日当たりのよい山に咲く野草で、空が曇っている時や、雨の日には咲かないそうです。

一つの茎に複数の花を咲かせます。
花の色は薄い青紫色です。














花言葉は真実の愛です。(Ka)

2020年4月9日木曜日

鶯神楽(ウグイスカグラ)

わっぱる内を散策していると、ふと目につく花がありました。
ウグイスカグラです。













スイカズラ科スイカズラ属の落葉樹で、春先に花を咲かせます。

ラッパのような形をした赤い花が下向きに咲くのが特徴的です。














夏ごろになると赤いグミの様な実をつけます。
甘くておいしいらしいので今から夏が楽しみです。

花言葉は未来を見つめる、明日への希望…などです。(Ka)