とぐろを巻く赤いヘビ!一見危険な生き物に見えるかもしれませんが、どうかご安心を。
こちらは、「ジムグリ」という名前の無毒のヘビです。
赤い派手な色をしているのは幼蛇の時期だけで、大人になると茶色っぽい色へと変化します。
アオダイショウやマムシ、ヤマカガシは見たことがあっても、ジムグリを見たことのある人は少ないのではないでしょうか。
活動する時間帯が夕方だったり、日中は石の下などに隠れていたりするので、目につきにくい種類のようです。地面に潜るので、「ジムグリ」。希少かと聞かれると、そうではなく、里山だったら普通に生息している印象です。
哺乳類を好んで食べるそうで、野ネズミが子どもを産む春・秋に活発になります。
写真のジムグリは10月に見つけた個体です。捕まえて観察してみると、アオダイショウなどに比べ、おとなしくて臆病な性格であるように思いました。
どうでしょう?かわいらしい顔をしているとおもいませんか?
マムシやヤマカガシといった毒のあるヘビも生息しているので、むやみに手を出してはいけないのですが、「ヘビだから危険」と怖がりすぎずに、どんな種類か観察してみてくださいね。
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