大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2019年11月22日金曜日

ヒメツチハンミョウ

今回はヒメツチハンミョウを紹介したいと思います。

















大きさは大体7ミリ~23ミリほどです。
春先や秋の終わりごろに活動し、成虫のまま冬を越す成虫越冬をします。















草地などで見かけることができますが、触ると死んだふりをして黄色い液体を出します。
黄色い液体はカンタリジンという有毒物質を含んでいるので注意が必要です。

この時期にヒメツチハンミョウを見かけると、もうすぐ冬だなぁという気持ちにさせられます。(Ka)

2019年11月1日金曜日

カメムシ

11月に入り、大分肌寒くなってきました。
今日はこの時期によく見かけるカメムシを紹介したいと思います。















今の時期、洗濯物を取り込むと服にカメムシがくっついてることがあるかと思います。
取ろうとすると嫌なニオイをつけられたことがある方も多いのではないでしょうか?




















そんなカメムシですが、冬は集団で越冬します。
朽ち木の中や家の温かい場所を好んで冬を越すようです。(Ka)