大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2020年4月12日日曜日

筆竜胆(フデリンドウ)

場内を散策していると、可愛らしい蕾を見つけました。
フデリンドウです。














リンドウ科リンドウ属の植物で、4月頃に花を咲かせます。
日当たりのよい山に咲く野草で、空が曇っている時や、雨の日には咲かないそうです。

一つの茎に複数の花を咲かせます。
花の色は薄い青紫色です。














花言葉は真実の愛です。(Ka)

2020年4月9日木曜日

鶯神楽(ウグイスカグラ)

わっぱる内を散策していると、ふと目につく花がありました。
ウグイスカグラです。













スイカズラ科スイカズラ属の落葉樹で、春先に花を咲かせます。

ラッパのような形をした赤い花が下向きに咲くのが特徴的です。














夏ごろになると赤いグミの様な実をつけます。
甘くておいしいらしいので今から夏が楽しみです。

花言葉は未来を見つめる、明日への希望…などです。(Ka)


2019年12月22日日曜日

フクラスズメ

冬のわっぱるは昆虫たちが活動を控えるので、虫好きには少しさびしい気もしますが森の整備や清掃活動をしていると、いろいろなところで、成虫で越冬する虫たちと出会います。
フクラスズメです。「スズメ」とついてますが、スズメガのなかまではなく、ヤガ科になります。ややこしいですね。確かにスズメガ特有の戦闘機のような精悍な翅ではありません。
胴体はこのとおり、小鳥のスズメを思わせるモフモフの胴体が名前の由来なんですね。
山小屋の窓の桟(さん)にうずくまるようにじっとしていました。春になったらまた会えるかな?(De)

2019年12月7日土曜日

アカマツは今・・・

私が子どもの頃、ここでキャンプをしたとき、ここわっぱるのキャンプサイトあたりはアカマツ林でした。数十年前のことです。私が大学生になり、キャンプカウンセラーとして活動していたとき、アカマツはまだたくさん生えていました。今、アカマツは多くが枯れ、替わってコナラ、サクラのなかま、リョウブなどの広葉樹主体の森へと移りつつあります。枯れたアカマツは育ってくる広葉樹を見下ろしながら呆然と立ち尽くしているかのようです。
このままでは大きな枝が落ちたり、風で倒れたりして危険なため、伐倒(伐って倒すこと)しなくてはなりません。
今週は大きなアカマツだけでも2本伐りました。
年輪からするとおよそ80歳です。
伐ったアカマツを薪などにするため、玉切りといって小さなサイズに切り揃えます。



一旦、玉切りした木を広場に集めます。今週はここまで。さらに太い木を縦割りにし、乾燥させれば立派な薪になるのです。
玉切りしたアカマツの一部はファイアスツールとしてまだまだわっぱるに貢献してもらうことにしました。
森を構成する樹種の組み合わせは遷移しつつありますが、多種多様な木々たちがいつまでも子どもたちが森と出会う感動を演出し続けて欲しいと願うばかりです。(De)

2019年11月22日金曜日

ヒメツチハンミョウ

今回はヒメツチハンミョウを紹介したいと思います。

















大きさは大体7ミリ~23ミリほどです。
春先や秋の終わりごろに活動し、成虫のまま冬を越す成虫越冬をします。















草地などで見かけることができますが、触ると死んだふりをして黄色い液体を出します。
黄色い液体はカンタリジンという有毒物質を含んでいるので注意が必要です。

この時期にヒメツチハンミョウを見かけると、もうすぐ冬だなぁという気持ちにさせられます。(Ka)

2019年11月1日金曜日

カメムシ

11月に入り、大分肌寒くなってきました。
今日はこの時期によく見かけるカメムシを紹介したいと思います。















今の時期、洗濯物を取り込むと服にカメムシがくっついてることがあるかと思います。
取ろうとすると嫌なニオイをつけられたことがある方も多いのではないでしょうか?




















そんなカメムシですが、冬は集団で越冬します。
朽ち木の中や家の温かい場所を好んで冬を越すようです。(Ka)

2019年10月4日金曜日

栗(クリ)


夏も終わり、過ごしやすい季節になりました。
秋になるとわっぱるにはクリが落ち始めます。














日本ではほんのりとした甘さを生かして甘栗や栗ご飯の具、お菓子の材料等によく使われています。
日本人にはなじみ深い食べ物の一つと言えますね。(Ka)