大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。
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2019年10月4日金曜日

栗(クリ)


夏も終わり、過ごしやすい季節になりました。
秋になるとわっぱるにはクリが落ち始めます。














日本ではほんのりとした甘さを生かして甘栗や栗ご飯の具、お菓子の材料等によく使われています。
日本人にはなじみ深い食べ物の一つと言えますね。(Ka)



2019年6月19日水曜日

サンショウ3兄弟

サンショウに実がなっています。サンショウはミカン科の落葉低木で若葉や実は食材や香辛料として古くから利用されてきた日本人には馴染みのある木です。ウナギの蒲焼きにつき物の粉山椒(こなざんしょう)はサンショウの果皮から作られます。
よく似たサンショウのなかまにイヌザンショウがあります。
イヌザンショウ
葉の形などにやや違いはありますが、最もわかりやすい見分けのポイントは棘の付き方にあります。
サンショウの棘は対生です。







それに対して、イヌザンショウの棘は互生(たがいちがい)です。




さらに、わっぱるには葉も大きく樹高も高いサンショウのなかま、カラスザンショウがあります。
  これらミカン科の木は多くのアゲハチョウのなかまが繁殖する木でもあります。わっぱるではカラスアゲハやミヤマカラスアゲハをよく見ます。ひときわ美しいミヤマカラスアゲハはこの3種のうちではカラスザンショウでしか繁殖しないとされています。私たち人間にとってはサンショウが重宝され、栽培までされていますが、ミヤマカラスアゲハにとってはカラスザンショウが大切な木ということになりますね。(De)
カラスザンショウの成木。





ミヤマカラスアゲハ。

2019年1月13日日曜日

ヤブコウジ

びっしりと落ち葉が積もった真冬の森の中、ひときわ目に付く赤い実があります。ヤブコウジです。別名、十両とも言われ、千両や万両、百両(カラタチバナ)とともに縁起物とされ、お正月の寄せ植えに使われることも多いので馴染みのある植物ですね。樹高は10cmー20cmと低く、ほとんど落ち葉に埋もれてしまってたりします。寒い森の中でこんなに小さな木が赤い実をつけているのを見つけると少し嬉しくなりますね。(本日撮影)
(De)