大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2021年3月17日水曜日

冬芽いろいろ

 今、春がそこまできています。

わっぱるでは春を待ちわびている木々の様子を観察できます。


森に羊さんがいます。

頭のところが冬芽で顔は葉痕(ようこん)といって葉の落ちた痕(あと)です。

これはオニグルミです。


くりくりっとして栗の実のようです。

ずばり、クリの冬芽です。


植栽されたソメイヨシノです。左のふっくらしている方が花芽(はなめ)、右のほっそりしている方が葉芽(はめ)です。

今にも咲き出しそうですね。


上がカキノキ、下がクロモジです。
春を待つ姿も実に個性的ですね。(De)