大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2019年7月13日土曜日

セマダラコガネ

長さ10㎜ほどのコガネムシのなかまで、北海道から九州まで、普通にみることができます。上翅のまだら模様が特徴ですが、個体間の変異が大きく、なかには全体に黒っぽいものもいます。とても愛らしい風貌ではありますが、幼虫は芝生の根を食害し、ハワイやアメリカ本土では帰化害虫として悪名をとどろかせているようです。ところ変われば・・・
ですね。(De)

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