食性は雑食性ですが、肉食性が強く、ミミズや他の昆虫を捕食するので、しっかりした大顎(あご)を持っています。
わっぱるでは現在、3種のオサムシのなかまが確認できていますのでそれを紹介します。
マイマイカブリです。もっぱらカタツムリを捕食するので、殻に引っ込んで身を守るカタツムリを捕らえるために、頭部から胸部にかけて細長いこのような特異な形に進化したと考えられています。
また、マイマイカブリは尾部から酸性の刺激のある液体を噴射します。皮膚につくと炎症を起こしたりしますので安易に素手で掴んだり、顔を近づけたりすることは避けなければなりません。
クロカタビロオサムシです。ガッチリとした幅の広い体型が特徴でガの幼虫を好んで食べます。また、このオサムシは飛ぶことができるので、生息範囲も広く、地域による変異は見られない種です。
オサムシは愛好家・標本の収集家も多く、漫画家の手塚治虫氏が自身のペンネームにしてしまったことは有名です。(De)
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