大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2019年1月16日水曜日

ホソミオツネントンボ


一昨年の12月に撮影されたもので、ホソミオツネントンボの越冬個体です。成虫で越冬するトンボは多くなく、オツネントンボ、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボの3種のみとされています。「オツネン」とは「越年」のことで、全体に褐色の目立たない色合いで小枝の風体でじっとしています。春になると褐色の部分が鮮やかなライトブルーになります。寒い冬をじっと耐え忍んでいる姿がいじらしいですね。アオイトトンボ科。(De)

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