大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2019年1月14日月曜日

ネムノキ

わっぱるには「ねむの里」というテントサイトがあります。
これはネムノキという落葉樹の名前から来ています。ネムノキは、6月から7月にかけて、綺麗でちょっと変わった花を咲かせます。





薄紅色の広がった部分は「おしべ」だそうです。木は大きいもので10m程度。大きな木に一斉に花を咲かせる様子は見ごたえがあります。
ちなみに漢字で書くと「合歓木」。中国で、夫婦円満の象徴とされているところから付けられたとか。よろこびあう木、良い名前ですよね。

わっぱる場内にもありますが、わっぱるに向かう道にも多数生えており、出勤時にこの花が見られるようになると、夏の繁忙期が始まるなあ、と身が引き締まる気持ちになります。(Hu)

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