わっぱる『生きもの図鑑』
大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。
2019年1月16日水曜日
ツチアケビ
別名「森のソーセージ」。
わっぱる林の中を歩いていると、たまに毒々しい赤色の房が生えておりぎょっとさせられます。茎の高さは大きいもので50cm程度でしょうか?
「ツチアケビ」の名前の通り、どことなく「アケビ」に似ています。ただ、臭みと苦みで食べるのは難しいようです。私も食べたことはありません。(漢方薬にはなっている模様)。
ランの仲間で、花はこんな感じ。
光合成を行いません。どうもキノコの「ナラタケ」の菌と一緒に生活し、菌が作り出す栄養を貰っているようです。(Hu)
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
栗(クリ)
夏も終わり、過ごしやすい季節になりました。 秋になるとわっぱるにはクリが落ち始めます。 日本ではほんのりとした甘さを生かして甘栗や栗ご飯の具、お菓子の材料等によく使われています。 日本人にはなじみ深い食...
ヤマカガシ
蛇嫌いの方には申し訳ありません。今回は毒のあるヘビ、ヤマカガシの紹介です。わっぱるでは頻繁に見る生き物であり、また、注意を要する生き物でもあるので、掲載することにしました。 大きさは70~150cmで、模様は地域による変異が多く、関東地方では赤・黒・黄色の斑紋がはっきりし...
カメムシ
11月に入り、大分肌寒くなってきました。 今日はこの時期によく見かけるカメムシを紹介したいと思います。 今の時期、洗濯物を取り込むと服にカメムシがくっついてることがあるかと思います。 取ろうとすると嫌なニオイをつけられたことがある方も多いの...
0 件のコメント:
コメントを投稿