大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2019年12月22日日曜日

フクラスズメ

冬のわっぱるは昆虫たちが活動を控えるので、虫好きには少しさびしい気もしますが森の整備や清掃活動をしていると、いろいろなところで、成虫で越冬する虫たちと出会います。
フクラスズメです。「スズメ」とついてますが、スズメガのなかまではなく、ヤガ科になります。ややこしいですね。確かにスズメガ特有の戦闘機のような精悍な翅ではありません。
胴体はこのとおり、小鳥のスズメを思わせるモフモフの胴体が名前の由来なんですね。
山小屋の窓の桟(さん)にうずくまるようにじっとしていました。春になったらまた会えるかな?(De)

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