大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2019年6月14日金曜日

ハネカクシのなかま

昆虫の世界は多様です。その中でもハネカクシのなかまはマニアや専門家以外、あまり脚光を浴びることのないどちらかというと目立たない存在です。しかし、ユニークな昆虫ではあります。アリのようなこのスタイル、でも甲虫目(こうちゅうもく)で小さな上翅の下にカブトムシやクワガタムシ同様、飛ぶための羽根がたたんでしまわれています。
急に飛び立ってトラップ(わな)から飛び出しました。
用がなくなればまた、しまわれます。
このハネカクシ、種類によっては皮膚炎を発症する体液をだすものもいるので、素手で触れないよう注意が必要です。(De)

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