冬の時期に常緑の低木を伐採し、林床(りんしょう)を明るくした場所があります。そこをのぞいてみると、今年、種から発芽した実生(みしょう)と呼ばれる、言わば木のあかちゃんたちの元気な姿を見ることができます。どんな木が芽生えているのかな?見てみましょう。
目立って多いのはこのウリカエデです。
この種(たね)は翼が一枚付いていて、くるくると回転しながら落ちてきます。
コナラです。ドングリから発芽します。
クロモジです。いい香りのする木です。
サルトリイバラです。とげがあるので「イバラ」となっていますが、関西では柏餅をくるむのにも使われます。また、ルリタテハの幼虫はこの葉で育ちます。
ヒノキです。植林されることの多い木ですが、雑木林にも孤立して生育していることもあります。
このように、たくさんの種類の木が芽生えていることがわかります。けれども、これらが全てちゃんと育つわけではありません。植物どうしの競争や病気などに戦って勝ち抜いたものだけが大きく育つことができるのです。多くの種類の樹木が育つ森は同時にまた多くの種類の生きものを育む森でもあるのです。(De)
大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。
2019年5月11日土曜日
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