わっぱるの森で見つかったカタツムリのなかまです。この種の分布は北陸から中国山地にかけてとされており、大阪府下では能勢町北部のほかで生息が確認された記録はありません。全国的にも稀少で、環境省レッドデータでも準絶滅危惧に指定されています。
そもそも「カタツムリ」という生物学上のジャンルはなく、陸に棲む巻貝のなかまを「陸産貝類」と言われますが、一般的に「カタツムリ」とか「デンデンムシ」と呼んでいます。ただ、殻が退化して無くなったものをふつう「ナメクジ」と呼んでいますが、分類上は同じ「陸産貝類」になります。
また、カタツムリのなかまは移動能力が乏しいので、環境変化に弱く、長い間、同じ自然環境が維持されているところに、局地的、局所的に生息している場合が多いのです。そのため、地域毎に種分化が進んでいて、日本国内におよそ800種いるといわれています。手の上をゆっくり動くカタツムリの感触、ひんやりとして悪くありませんよ。(De)
大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。
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