新しい年度を迎え、ようやく春の暖かさを感じるようになりました。さあ、そうなると森の中も花が目立つようになってきます。
小さくてあまり目立ちませんがクロモジが花を付けています。クロモジはクスノキ科の落葉低木で、特有の強い芳香が好まれ、お茶席の和菓子に添えられている楊枝(ようじ)はこのクロモジで作られています。また、クロモジは雌雄異株(しゆういしゅ)で画像をよく見ると、花の中央部にひときわ長いめしべが目立ちますので雌花、すなわちこの株は雌株であることがわかります。仄かに淡い黄色の花びらは早春の清清しさを感じさせてくれます。(De)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
とぐろを巻く赤いヘビ!一見危険な生き物に見えるかもしれませんが、どうかご安心を。 こちらは、「ジムグリ」という名前の無毒のヘビです。 赤い派手な色をしているのは幼蛇の時期だけで、大人になると茶色っぽい色へと変化します。 アオダイショウやマムシ、ヤマカガシは見たことが...
-
オサムシとは一般的に甲虫目オサムシ科オサムシ亜科のうち比較的大型の一群をいいます。オサムシのなかまはカタビロオサムシのなかまを除き、下翅(飛ぶための内側の羽根)が退化して無く、行動範囲が狭いために地域ごとに種分化が進んでいて色などでそれぞれの特徴があります。 食性は雑食性です...
-
冬のわっぱるは昆虫たちが活動を控えるので、虫好きには少しさびしい気もしますが森の整備や清掃活動をしていると、いろいろなところで、成虫で越冬する虫たちと出会います。 フクラスズメです。「スズメ」とついてますが、スズメガのなかまではなく、ヤガ科になります。ややこしいですね。確か...
0 件のコメント:
コメントを投稿