大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2019年3月25日月曜日

シロタニカワカゲロウ

春間近とはいえ、まだまだ水が冷たい大路次川です。しかし、この中にはもうすぐ羽化する昆虫の水生の幼虫たちが春をまっているはずです。岩をひっくり返すと、
何かがうごめいています。
シロタニカワカゲロウの幼虫です。流れの緩やかなところの岩の表面にいて、岩に付く藻類を食べて育ち、あと一ヶ月ほどすると、一斉に羽化が始まり、川は賑やかになるのです。(De)

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