大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。

2019年1月12日土曜日

ドンコ

わっぱる前を流れる「大路次川」の生きものの中でもひときわ愛嬌あふれる魚です。



厚い唇と突き出た下あご、つぶらな眼、そして「腕立て伏せ」のようにヒレで上体を少し持ち上げた姿がラブリー。



岩の下が棲み処。岩をひっくり返しながらアミでガサガサとするとよく採れます。
大きいものでは15cmを超えるものも。

動物食で、小魚や水生昆虫などを捕食。食欲旺盛で、動くものなら自分と同じくらいの大きさのものでも食いつきます。水槽で飼育する時は、一緒に小魚などを入れないように注意。夜な夜な、小魚の数が減っていくのです。(Hu)

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