昨日は雪が舞ったわっぱるですが、今日の日中は温度も上がり、春を待ちわびた成虫で越冬していた虫たちも動き出したようです。チョウのトップバッターはこのテングチョウです。まるで、春の日差しを満喫するように、陽だまりで羽根を休めています。口の先が飛び出ていて、天狗のように見えるのが名の由来です。幼虫はエノキで育ちますので、エノキのあるところでしか見ることはありません。わっぱるにはエノキはほとんどないのですが、里山には普通にある木なので、わっぱるの周辺で繁殖しているものと思われます。テングチョウが現れると春はもうすぐです。つまり、春を運んでくるチョウですね。(De)
大阪府能勢町の野外活動施設「豊中市立青少年自然の家わっぱる」には哺乳類から植物や菌類まで、実に様々な生きものが棲んでいます。 しかも、その一つ一つを観察していくと、それぞれが生きていくために複雑に繋がり合い、森をつくっていることがわかってきます。ここでは、その小さな一つ一つの命を紹介しようと思います。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
夏も終わり、過ごしやすい季節になりました。 秋になるとわっぱるにはクリが落ち始めます。 日本ではほんのりとした甘さを生かして甘栗や栗ご飯の具、お菓子の材料等によく使われています。 日本人にはなじみ深い食...
-
蛇嫌いの方には申し訳ありません。今回は毒のあるヘビ、ヤマカガシの紹介です。わっぱるでは頻繁に見る生き物であり、また、注意を要する生き物でもあるので、掲載することにしました。 大きさは70~150cmで、模様は地域による変異が多く、関東地方では赤・黒・黄色の斑紋がはっきりし...
-
11月に入り、大分肌寒くなってきました。 今日はこの時期によく見かけるカメムシを紹介したいと思います。 今の時期、洗濯物を取り込むと服にカメムシがくっついてることがあるかと思います。 取ろうとすると嫌なニオイをつけられたことがある方も多いの...

0 件のコメント:
コメントを投稿