エゴノキの花が咲いています。下向きに開く純白の花は清楚さを感じさせます。
それにしても「エゴノキ」とは変わったネーミングのように思います。「エゴ」とは?
牧野植物図鑑によると果皮がのどを刺激してえごい(えぐい)から、とあります。また、別名として「セッケンノキ」、「ロクロギ」とも呼ばれ、若い実をつぶして石鹸の代用にしたり、粘りのある材質から和傘のろくろと言われる部材に用いられたりされ、日本人の暮らしとともにあった樹木であったことがうかがわれます。(De)
2019年5月26日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
今、春がそこまできています。 わっぱるでは春を待ちわびている木々の様子を観察できます。 森に羊さんがいます。 頭のところが冬芽で顔は葉痕(ようこん)といって葉の落ちた痕(あと)です。 これはオニグルミです。 くりくりっとして栗の実のようです。 ずばり、クリの冬芽です。 植栽され...
-
場内を散策していると、可愛らしい蕾を見つけました。 フデリンドウです。 リンドウ科リンドウ属の植物で、4月頃に花を咲かせます。 日当たりのよい山に咲く野草で、空が曇っている時や、雨の日には咲かないそうです。 一つの茎に複数の花を咲かせます...
-
梅雨の季節といえばカタツムリですね。先日、大路次川河畔の林でクチベニマイマイを見つけました。このカタツムリはおもに近畿地方に生息し、平野部の公園や神社林などでもサクラやコナラなどの広葉樹の樹上でよく見かけます。殻の口の部分が赤く染まっていることがこのカタツムリの特徴で名前の由...
0 件のコメント:
コメントを投稿